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コレ1本でイケるんちゃう?的な竿

2023.02.19

 

 

先日、北の鉄人・山田祐五プロの撮影をさせて頂きました。既にご覧頂いた方はご存じだと思いますが今回は山田祐五プロがプロデュースするロッドブランド【アンエクスプロード】から第一弾としてリリースされる遊撃UEB70がテーマのロケでした。

 

 

 

実釣シーンの冒頭でも紹介していますが、ロケに行ったBRUSHスタッフXは最初にこのロッドの話を聞いた際「山田さんのプロデュースロッドやし、ゆーてもガチガチやろな・・・」と思ってました。ところが実際にロッドを持たせてもらい撮影の合間にキャストさせてもらった感じでは「ぜんぜんガチガチじゃない」ロッドでした。

 

 

スタッフXはビッグベイトの釣りはほとんどやりません。ジョイクロ178は持っていますし釣行の際は必要に応じて投げる事もありますが割合にするとかなり少ないので「ビッグベイトやってます」とはとても言えません。

 

そんな1オンス前後までのルアー・リグをメインに使っているスタッフXがこのロッドを触った第一印象は「軽い!」「ボトムの釣りでも普通に・・・むしろ良い感じに使えるやん!」でした。実際、動画内で山田プロはキンクーエア13インチの7gネコリグ、カバースキャット3.5ノーシンカーもキャストしています。

 

今回リリースされる遊撃UEB70のコンセプトは100gクラスまでのルアーを快適に扱えるバーサタイルロッド。ただ投げるだけならガチガチのロッドでも軽いルアー・リグを投げれない事はありません。しかし「投げれる」と「投げやすい」では雲泥の差があります。遊撃UEB70は100gクラスまでのビッグベイトからノーシンカー、ラバージグ、テキサスリグ、スイムジグ、スピナーベイトなど様々なルアー・リグを扱えるロッドなんです。

 

動画冒頭で「ビッグベイトの釣りが繊細になってきたんで・・・」という言葉。近年のビッグベイトゲームはロッドで繊細なアクションをさせないと食わない事が多々あり、今までのビッグベイトロッドでは「やれないとは言わないまでも、やりにくい」状況が増えてきてたそうです。

 

遊撃UEB70の秘密は各パーツを徹底的に軽量化した「軽さ」にあると言っても過言ではありません。単純に軽さだけで言ったらもっと軽いロッドはいくらでもあります。でもビッグベイトが投げれてカバースキャット3.5ノーシンカー(約15g程度)も快適に投げれるロッドでこの軽さはなかなか無いかもしてません。

 

 

動画内では持った感じはサイドワインダーのバレットショット(同じ7フィート)と同等か、それ以上に軽く感じる。カタログスペック的にはバレットショットは自重185gで対応ウエイトは3/4ozまでとなっています。たいして遊撃UEB70の自重はバレットショットよりも軽く178g、対応ウエイトは100g(4oz弱)まで。これだけでもまったくの別物という事になります。さらにバランスが良いのでさらに軽く感じます。

 

 

※2月21日、deps公式サイトで遊撃UEB70の製品ページが公開されました。

UNEXPLORED

 

さらに山田プロはタックル全体の軽量化を目的にリールも軽いものをチョイス。せっかくロッドが軽くなってもリールが重たいと全体的なバランスとしてメリットが半減するので、遊撃UEB70には各メーカーの軽いベイトリールを合わせることをオススメします。

 

軽い(小型)リールを使う上で気になるのが太いライン(20ポンド~30ポンド)を巻いた際のラインキャパ不足。これは動画内で山田プロのセッティングを紹介していますので、ぜひそちらもご覧になって下さい。

 

なかなか高価なロッド(笑)ですがコレ1本で幅広く対応できますし、オカッパリのようにタックル数を減らしたい場面ではかなりメリットになりそうです。

 

BRUSH

プロフィール
http://www.brushon.net/