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たかが1cm、されど1cmの琵琶湖水位

2020.06.18

 

先週末から今週にかけての琵琶湖は大雨による増水、瀬田川洗堰の全開放流の影響による減水で水位が大きく変動しました。全開放流が続いていた6月16日午前0時の水位がマイナス6cm、6月17日午前0時の水位がマイナス13cmと、24時間の全開放流で水位が7cmも下がった事になります。7cmと聞いただけではあまりピンとこず実際大きく景色が変わるわけではありません。リザーバーなどではもっと急激な増減水もあるのでたいした事がないように感じますが、琵琶湖の面積を考えるとたかが1cmでもとんでもない量の水が動く事になります。という事でちょっと計算してみました。(蒸発などの条件は考慮せず)

 

 

 

琵琶湖の面積 およそ670㎢(平方キロメートル)

 

これを基準に計算します。

 

 

まず平方キロメートルを平方メートルに変換すると
670平方キロメートル→670,000,000平方メートル

 

 

これに水位1cm分をかけて体積を計算すると
670,000,000×0.01=6,700,000

6,700,000立方メートル

 

 

6,700,000立方メートルを水の比重1でリットルに変えると

6,700,000,000リットル

 

 

琵琶湖の水位1cm分は67億リットルにもなります。
500ml入りのペットボトルなら134億本分です。

 

 

最初に書いた全開放流24時間で7cm水位が下がったという事は、496億リットルの水が瀬田川(ほとんど)と琵琶湖疎水(わずか)の2カ所から流れ出ているという事になります。数字を見ただけでもトンデモナイ量ですね。

 

 

全開放流中に瀬田川で釣りをされた経験のある人だとご存じかと思いますが、流れが目視できたり体感できるほど流れが強くなります。逆に南湖でも北エリアの木浜や赤野井などでは一見すると流れは無いように見えますが、無風時でもボートが下流方向に流されたり水中のウィードが下流方向へ倒れていたりするなど実際はかなり強い流れが発生しています。という事はバスやベイトフィッシュの動きにもかなり影響していると考えられます。

 

ちなみにバス釣りでも有名な奈良県池原ダムの有効貯水容量はおよそ2.2億㎥だそうなので、ザックリ計算すると琵琶湖の水位およそ33cm分相当となります。

 

 

BRUSH

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http://www.brushon.net/