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なぜ夏から秋にマイアミ沖?

2025.11.21

 

 

 

先日、アングラーさんとお話ししていて、『最近はどうしてマイアミ沖に船団なんですか?』と聞かれました。

夏の終わりから冬前までの定番スポットでよく釣れるからなんですが、地形的に岬になっていて変化があったり湖流が当たったりでベイトもバスも寄りやすいわけなんですが、ではなぜアソコに岬が?・・・・

 

実はアソコは旧野洲川が作った岬

なんですよね。野洲川北流の河口から吐き出された砂が堆積して伸びて伸びて岬になっているわけです。ちなみに南流の河口が作った岬が琵琶湖大橋東詰めですね。

ボートで湖に浮いていると案外、大きい岬状の地形って感じにくいものですが、こうして上から見てみると特徴的な岬になっているのがよくわかりますね。

 

現野洲川は洪水対策で人工的に作られた野洲川放水路と呼ばれるもので1979年(昭和54年)に開通したものです。なので河口なのに岬ではなくて湾奥になっているんですね。

 

 

 

話しが長くなりましたが、マイアミの岬がなぜ釣れるか?旧河口だったと考えると理由が想像できてきますね。

★岬地形で泥の堆積が少なく、ターンオーバー時期の水質悪化が少ない

★旧河口が作った岬なので、地下水脈が流れていて湧水がある(想像です)

 

 

マイアミ浜オートキャンプ場や吉川パーキングスペースのあたりが、ちょうど旧河口の先端なので、アソコにベイトやバスが集まるのは当然かな?って気がしますね。ボトムに泥が少ないから良いウイードも豊富にありますし、好条件がそろっていますね。

 

というわけで完全な正解かはわかりませんが、この時期に釣れる理由の大きな要因だと思います。

まぁ、そんなアレコレを想像しながらポイントを選ぶのがバスフィッシングの楽しさでもありますし、魚探とニラメッコばかりしてないで、たまにはグーグルマップで琵琶湖を眺めて釣りスポットを想像するのも楽しいかもです~

 

 

 

BRUSH

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http://www.brushon.net/