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アウトドア産業、新型コロナバブルのリバウンドで苦戦続く
2023.08.11
新型コロナウイルスが感染拡大した過去3年ほど、人との接触が比較的少ない釣りやキャンプなどのアウトドアレジャーが大ブームでかなりの好景気を記録していました。
それが、昨年末くらいからアウトドア好景気が後退傾向で2023年には新型コロナリバウンドと言っていいほどの低迷期に突入しています。
そんな中、アウトドアブランドのスノーピークが大幅な売り上げ低迷になったとニュースがでていました。
スノーピークは2023年12月期連結業績予想を下方修正
売上高は278億円(2月発表は360億円)
営業利益は10億円(同50億円)
純利益は6億円(同28億円)と大きく下げた。
10日に2023年1〜6月期決算説明会に登壇した山井太・会長兼社長は「2020年以降、アウトドア業界全体がコロナの追い風を受けて急成長してきたが、順行速度に戻った。その予測を見誤った。投資家の皆様には申し訳ない」と話した。
23年4~6月期業績は、
売上高が前年同期比16.3%減の131億円
営業利益が同80.5%減の4億9800万円
純利益が同72.0%減の4億8000万円
キャンプ専門店やスポーツ量販店におけるキャンプ用品の在庫過多を受けて、卸売が伸び悩んだ。米国と台湾も同じ状況だったという。流通在庫は「あと数カ月で正常化する」見込みだ。直営店の売り上げと来店客数は前年同期を超えており、「商品力が下がっているわけではない。ビッグデータを駆使してより正確な需要予測ができるよう努める」と加えた。
引用、以上
釣り具量販店さんから聞いたお話しと全く同じ傾向のようです。コロナバブルと言っても良いような売り上げ成長で仕入れ拡大・・・・・売り上げ急ブレーキで在庫がはけない状態が続いているようです。