TOPICS TOPICS 一覧

TOPICS

ハイテク魚探いる?いらない?

2023.01.23

 

 

近年のテクノロジーの進化は凄まじく魚探も毎年のように新製品、新機能が登場してます。2000年以降の歴史を少し調べてみると今では多くのボートアングラーが導入しているサイドイメージがハミンバードから登場したのが2007年ごろ。

※メーカーによってサイドイメージ、サイドスキャン、サイドビューなど名称が変わります。

 

 

登場から15年以上が経過している事もあり今では各メーカーとも比較的安価なモデルでも使える機能になりました。

 

初期の360イメージがハミンバードから出たのが2013年ごろ。もう10年も前の事というのがちょっと驚きです。

 

そして多くのボートアングラーが興味を持っているライブ系ソナーですが、ガーミンからライブスコープが出たのが2018年ごろ。その後はローランスからもアクティブターゲットがリリースされました。テクノロジーの進化もスゴイですが価格の高騰も正直辛い。興味はあっても手が出ない・・・という方も少なくないはず。

 

 

前置きが長くなりましたがここからが本題。

 

ハイテク魚探を導入したら釣果はアップするのか?
バス釣りにハイテク魚探は必要なのか?

 

答えはイエスでありノーでもあります。

そう書くと身も蓋もないですが答えは各個人がバス釣りに求めるものと経済力次第です。

 

 

まず「釣果はアップするのか?」ですが、ここ数年たくさんのガイドさんや一般アングラーの方からお話しを聞いたり実際にBRUSHスタッフが最新機器を使って釣りをした経験から言うと「上手く使えばトータルで釣果は必ずアップします」。実際、日本や海外のバストーナメントを見ても上位に入るアングラーのほぼ全てと言ってもいいぐらいライブ系ソナーや360イメージを導入してその結果が証明しています。

 

しかしこの「上手く使えば」がキモで既に導入済みの方は経験されていると思いますが、バスが映ったからといって簡単に釣れるわけではありません。いくら機器を使いこなしたとしても釣れない時は釣れません。釣果をアップするには食う食わないの判断、粘りと見切り、タイミング、状況判断、エリア・スポット選択など様々な要因が影響します。バスを見つけたら釣れるのであればサイトフィッシングはめちゃくちゃ簡単な釣りになります(笑)でも実際にライブ系ソナーで確認するよりも確実な見えバスですら簡単には釣れませんし、実際には水中でも同じような事がおこっているハズ。

 

 

※画像はノースウェーブさんのフェイスブックより

https://www.facebook.com/northwave.kohoku

 

そのため「見つけたら釣れるハズ」という思いだけで導入するとなかなか結果が出ない事も多いです。逆に映像に映るバスに執着するあまり、時間をかけ過ぎて思うようにエリア移動もできず終わってみれば結果もでず何してるか分からない!なんて事も。

 

ネガティブな事ばかり書いたのでポジティブな事も。

 

そのスポットの全てのバスが映るわけでは無いにしてもライブ系ソナーや360イメージはポイントの上に乗らなくても周囲の状況がリアルタイムで把握できて、確実にバスがいる(正確にはバスらしき反応)スポットで釣りをする事が可能なので無駄なキャストを減らす事が出来ます。

 

水中でバスがどのように反応しているのか?今まではイメージしかできなかったですが、映像で確認できる事で予想通りの動きから予想外の動きまでいろいろ見れるので、ブラインドの釣りでも活かせます。

 

それ以外にもルアーの種類や通すレンジでバスの反応を見る事ができるのでルアーやレンジをいろいろ試してみたり、その時釣れなくても時間を変えて入り直す際も「バスがいる」前提で釣りができるのでモチベーションも上がります。

 

そう!ライブ系ソナーはモチベーションが上がります!!
これは間違いないです。
中毒性もあります。

 

 

ここからは「バス釣りにハイテク魚探は必要なのか?」ですが、先ほども書いた通り各個人がバス釣りに求めるものと経済力次第です。上記のようなメリット、デメリットを踏まえ数十万~百万以上の予算を掛けれるか?は個人の環境次第なので何とも言えませんが、肝心なのはバス釣りに何を求めているのか?に尽きると思います。

 

■とにかく記録的なバスを追い求めたい
■とにかくデカいバスをたくさん釣りたい
■トーナメントで勝ちたい
■とにかくたくさん釣りたい
■好きなルアーで釣りたい
■好きなエリアで釣りたい
■釣れたら良いけど釣れなくても楽しい
■琵琶湖でボート釣りしてるだけで楽しい
■楽しければそれでいい

 

などなど、人ぞれぞれバス釣りに求めるものが違います。
多くの人は数も釣りたいけどデカイのも釣りたい・・・と言いますw

 

バス釣りに求めるものが何よりも優先して「釣果」や「トーナメントで勝ちたい」であれば導入するメリットは大きいですし、もし導入を悩んでいるのが予算の問題だけなら多少無理してもイクべきですw。悩めるという事は買おうと思えば買えるという事。1億円の車購入を悩む人はそれほど多くありませんw。

 

魚釣りなので釣果を求めるのは当然ですがハイテク魚探を導入していなくても釣る人は釣ります。というかほんの数年前まではこれが当たり前だったんです。「昔は良かった」なんて言うと老害とか言われそうですが魚探の性能があがれば価格も上がります。数十万~百万以上の予算を魚探にかけるぐらいなら、その予算でたくさん釣りに行った方が良いのでは?という気もします。

 

 

ローテク代表の下野さんw

 

最後に、BRUSHスタッフXが知る限り一般アングラーでよく釣る人の多くはハイテク魚探を今のところ導入していません。個人的な感想ですが、デカバスにしても数釣りにしても「よく釣る」人に共通する条件はまず「釣行回数が多い」。次に「限られたエリア内で釣りをする」、最後に「使うルアーが少ない」です。他にもありますがあまり書くと「それはお前の偏見やろ」って言われるのでこれぐらいにしておきます。

 

 

 

こんな反応を見たらワクワクするのは間違いない

 

BRUSH

プロフィール
http://www.brushon.net/