気象情報

琵琶湖、大減水の歴史

2025.12.03

 

 

 

雨が少なく琵琶湖の水位は着実に低下し、12月3日にはマイナス67cmまで下がっています。湖岸のマリーナによってはボート揚降に支障が出るなど、すでに被害が出ていますが、さらに減水すると湖底の自然石や堤防、沈船などと水面の余裕がなくなり、ボート衝突の危険なども増しますね。

 

▼過去の水位低下記録

 

琵琶湖の長い長い歴史を考えると大規模な洪水と減水を繰り返すことで現在の琵琶湖が形作られていますし、減水することで渚に堆積したヘドロが洗い流されリフレッシュするなど良い面もありますが、人間の便利な生活を考えると過度な減水は弊害が多いですね。

当面はまとまった雨は期待できず、危険な状況が続きそうです。

 

 

BRUSH

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