薄くてナイフみたいな形のPERRER248。

飛びにくいと思うかもしれませんが意外に飛びます！リップ無しだと基本はI字系の直線的な動きを最初は目指しました。リップ無しだとどんなロッドアクションでも真っ直ぐにしか動かない。しかしあまりにも直進性が良すぎて、止めても惰性でスーっと進み、前にあるラインに絡まるトラブルが出てきた。途中から逆にバランスを悪くしていく方向に調整が入る、ルアー作りにおいては珍しいケースだと思う。今では中間スピードまでの速度だとしっかり直進し、一定速度を超えるとヒラを打たせるようにしてある。このバランスはウエイトを貼れば調整はできる。

PERRER248は背中が迫り出した形状で、浮いて止めてる時には背中が少し水面から出てるようなイメージで形は出来上がった。浮かして止めてる時は、背中に風や波を受けてユラユラさせるイメージで、水面直下をI字で動かす際にも水面の状況によってルアーの動きは変わる。水の動きを逃す形状が多いと思うが、PERRER248は逆に水の動きを受けたり逃したり上手く利用する感覚で出来上がった形です。

バスがルアーを見る位置って凄く大事なんですが、PERRER248は薄くすることによってバスの距離は縮まり、見える見えない、太い細いの変化を出せ、食わせるきっかけを与える要素が増えたビッグベイト。初めて使う場合は違和感あると思うほど、今までにはなかったビッグベイトになっている。今までになかった違和感はある意味新感覚にしかない。

2022年3月発売予定。
リップ脱着式
バスカラー、ソルトカラーどちらとも発売予定。